




私は、ずっと会社員として働いてきました。
しかし、50代半ばで体調を崩し、メンタルもやられてしまい、2カ月間の休職を余儀なくされました。
その間、降格も経験し、「これからどう生きていこうか」と考えましたが、
すぐには答えが見つからず、じっと立ち止まる日々が続きました。
その時、自分がこれまでやってきたこと、得意なことに目を向けるようにしました。
私が大切にしてきたのは、人との間で信頼関係を築き、コミュニケーションを通じて仕事をやり遂げること。
その経験は、私にとってかけがえのない財産であり、「これを活かせる仕事があるとしたら何だろう?」と考えた時に浮かんだのが、キャリアコンサルティングやカウンセリングでした。
これをセカンドキャリアにしようと決めたのは、自分の経験が誰かの役に立つと確信したからです。
私自身、40年近く会社員としてさまざまな部署を経験し、
多くの人と出会い、時に昇格し、時に挫折を味わいながら歩んできました。
サラリーマンとして働く人々の気持ちを深く理解し、思いやることができる。
その経験が私の強みだと思っています。
2カ月の休職中には、会社提携のカウンセリングや精神科の先生との相談を受け、職場復帰を目指して取り組みました。
復職後の環境は決して楽なものではありませんでしたが、なんとかぎりぎりで復活することができ、その過程で「自分もまだやれる」と自信を取り戻すことができました。
だからこそ、同じようにキャリアや働き方に悩む方々の気持ちがわかるのです。
どんなに経験豊富な方でも、迷いや不安を抱えることがあります。
でも、その経験を新しい可能性に変えるお手伝いがしたい。
そんな想いで、キャリアコンサルティングという仕事に取り組んでいます。
これまでの経験を活かし、企業で働く皆さまが新たな一歩を踏み出すお手伝いをする。
これこそが、私達の使命であり、心から大切にしていることです。


企業を経営する中で、人材に関する悩みは尽きないものです。限られたポストに対する競争やミドルキャリア層のモチベーション低下、社員のキャリア停滞など、目の前にある課題に頭を抱えることも多いのではないでしょうか。
しかし、ひとりで悩みを抱え込む必要はありません。キャリアに悩む社員と同じように、経営者も人材に関する悩みを共有し、整理することで解決の糸口が見つかることがあります。
私はこれまで、自身が働く人として悩み、挫折しながらも復活を果たし、その経験をもとに多くの方のキャリアをサポートしてきました。どんな悩みでも、話すことで少しずつ整理され、道が開けていくことを知っています。
まずはお気軽に、抱えているお悩みをお聞かせください。社員のキャリア支援を通じて、企業全体の成長を後押しする方法を一緒に考えていきましょう。あなたの悩みを打ち明けるその一歩こそが、企業と社員の未来を変える第一歩になるかもしれません。